愛知県無形民俗文化財
豊田の棒の手
棒の手(ぼうのて)とは、いまから500年前戦国時代に農民が自分の身を守るため
棒と棒で武術訓練を行い、この『棒の手合わせ』の言葉が『棒の手』の名前の由来といわれており、
時代を経て武術の技を神社、仏閣に奉納する演技、
見せる演技に変化し、全国でも珍しい農民武芸として伝わっています。
豊田市の棒の手は、愛知県無形民俗文化財の指定をいただいており
見当流・鎌田流・起倒流・藤牧検藤流の4流派25支部で
後継者の育成および技の伝承といった郷土芸能伝承活動を行っております。